棗颯介

創作を行っている人なら必ず遭遇すること―――不思議と湧いてくる根拠の薄い自信、世間の無理解とのギャップ、それでも次はより良いものが生み出せるかもしれないという淡い期待。そんな誰もが…続きを読む

就職という人生の次のステージに進む中で自分自身について道に迷う主人公と、どういうわけか何かの後ろ姿ばかりを写真に収める友人。友人が奇想天外な写真を撮り続ける理由がとても胸に響きまし…続きを読む

恋人同士の男女二人の心模様や会話がリアリティに溢れていて、読んでいて切なさを感じます。二人のこれからの道が幸福に満ちていることを願いたくなる、そんなお話でした。是非ご一読ください！

個人的な意見として世の中に「永遠」はないと思っているのですが、人の言う「一生」はあり得ると信じています。 その上で一生誰かを愛することができるかどうか、自分にはそういう相手がいるの…続きを読む

9年前の3.11後にあり得たかもしれない未来の世界。 現実が舞台とはいえあくまで架空の物語であるはずなのに、どうしようもなく心が締め付けられました。現実が本当にこうなっていたかもし…続きを読む

まずこのお話は私が書いた『夢と葉桜』という短編小説を、本作の作者である弥生さんがオマージュ、再構成して書いてくださった物語になります。そのため、本作単体でも十分お楽しみいただけるか…続きを読む

困難な日々を雨と風に例えた詩ですが、明日に向かって歩く自分を応援してくれているような、あるいは困難の中にあっても立ち止まることを優しく許してくれるような、そんな素敵な詩だと思いまし…続きを読む

少なくとも、私が今まで読んできたお話とは全く違う「何か」だということしか分かりません。 主人公の一見変わっているように見えて、でもどこかすごく共感することができる価値観、東京とい…続きを読む

何かに停滞あるいは挫折して立ち止まっている主人公が自責の念から救われ、新しい何かに踏み出す物語です。 私が今とあることで停滞してしまっているというのもあるので主観的なコメントになっ…続きを読む