▽カクヨム毎日更新チャレンジお疲れ様でした
カクヨム毎日更新チャレンジ、お疲れ様でした。
私はエッセイを期間中に更新して、100リワードをいただくことができました。
自由の翼を求めて今日も考える
https://kakuyomu.jp/works/16818792437976381865
灯火を継ぐ言葉たち
https://kakuyomu.jp/works/16818792437652297915
本当はイベント期間中は欠かさず更新したかったのですが、持病の再発もあって難しく、また機会があれば再度チャレンジしたいと思っています。
これらのエッセイは今後とも更新していくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。
▽最近の更新作品
▽フィクション
嵐の夜をゆく舟として
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894990634/episodes/822139837500613072
“解体された言葉が礫となって窓に打ちつけられるのを、異国の言葉で弾き返そうと万年筆を走らせてゆく。ブルーブラックのインクはところどころ涙と紅茶の色を滲み込ませて判然としない。誰にも届くことのない一冊の手帖だけがこの孤独な夜の友だった。いや、夜が明ければ友からの手紙が新聞と共に届くはずだ。この閉ざされた部屋も、その頃には別の大陸の岸辺へと漂着しているかもしれない。この手が綴る言葉の母国へと。”
推しのThibaut Garcia,Philipe Jarousky/A Sa Guitare(邦題:ギターに寄す)の来日公演記念に合わせて書いた一篇です。
歌友に彼らのPV動画をシェアしてメッセージを送ったところ、お手製の短歌を作品に贈っていただきました。
短歌という詩形ジャンルの特性上、既発扱いになると差し障りがあるためこちらでご紹介はできませんが、その美しい歌ぶりがとても励みになりました。
この場を借りて改めてお礼を書かせていただきます。
孤島の薔薇
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885835171/episodes/822139837754061283
“かつえた身は戸棚の奥にしまったままのきゅうりのピクルスを想起するが、その一瓶に目をくれることもなく、膝を抱えて新聞紙の記事を読み漁り、そのうちに秋薔薇鑑賞会の催しを見出す。かつて亡き母と眺めた庭園の薔薇は今年も花を結ぶのに、おまえは部屋の窓を固く閉ざして、その外に氾濫する孤島の言葉を聞くのに耐えかねて、遥か彼方の陸の言葉を記した辞書を積み上げた本の山から引っ張り出して、そのうちに不屈の文字があるのを見出す。メルドレギア、とくちびるが音をなぞり、何度も反芻する。表音文字は音の連なりをもっておまえに異国の風を届ける。たびたびおまえはそうして外の国々の言葉をなぞり、誰も読むことのない手帖に記してきた。その間、おまえはこの海から自由でいられた。”
某所に出した作品と、「嵐の夜をゆく舟として」と同じく、anti-xenophobiaを謳った作品群の一つです。
どうしてもネットで読める場所に置いておきたかったので、新たに書き下ろしました。
ネットの海に埋もれていくのだろうとは思いつつも、こうして声を上げることをできる限りやめたくないなと願っています。
▽ノンフィクション
ミルタザピンを一週間服用した使用感と、人間における「自然」を考える
https://kakuyomu.jp/works/16818792437976381865/episodes/822139837742693850
2025.10.20-21 心の拠り所を整える
https://kakuyomu.jp/works/16818792437976381865/episodes/822139837888079363
ミルタザピンの使用感とそこから考えたことをまとめたエッセイ二篇を書きました。
この文章を書いている10/21夜現在、私は心身の不調に見舞われてしまっているため、「2025.10.20-21 心の拠り所を整える」に書いた以下の記述を方針転換せざるを得ないかもしれません。
“ 食事量はいつもよりちょっと増えすぎているなという自覚があり、食べ過ぎには気をつけなくてはならないが、今のところは体重40.5kg、BMI17.3なので、ひとまず43kg、BMI18台までは許容範囲とすることにしたい。本音を書けば40kg台のままを維持したいのは山々なのだが。
しかし、温暖化で年々冬の寒さが厳しくなる一方の今、ある程度栄養を取らないと冷えてしまうし、日々の家事の遂行にも支障をきたすことにもなりかねない。
現に暖房をつけるほどではないが、寒さを感じつつあるここ数日、私の機動力は段違いに落ちてしまっている。
これまでは拒食によるパワーで家事をしてきたが、そろそろモードチェンジをしなくてはならないだろう。”
過食と呼べるほどの量を摂っていたわけではないのですが、それでも一日二食だとしても食事量が増えてしまったために、心だけでなく体の調子を崩しているので、また節制の日々に戻ることになりそうです。
体調を見ながらまた新たなエッセイを書いていきたいと思います。