『∠Cを片想いとする直角三角形におけるθの悲劇』についたレビュー
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880530724/reviews/1177354054881936620端正なレビューだ……_(´ㅅ`_)⌒)_ ありがてぇありがてぇ。同時にこれは驚きでもあった。
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どう書かれているかは、誰でも読めば分かる。
なにが、どう書かれているかは、経験を積んだ読み手なら分かる。
なにが、どう、どんな目的で書かれているかは、優れた読み手にしか感得できない。
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こういうことを常々考えていて、だから自分としては、どの段階の読み手に読まれても楽しんでもらえるように、作品の構造、構成、言葉の選択まで、一定の目的をベースに置いて執筆しているつもりなのである。
構造が持っている意味、果たしている役割まで読み取る、眼光紙背に徹する読み手に、手抜き構造を読まれると手抜き自体を見極められてしまう。
そんなことでガッカリさせないように、構造にはちゃんと意味と役割を持たせて書いているわけなのだが……
(だからあの中編の“衝撃展開”は、鬼面人を威すためではなく、説明可能なミステリ小説的役割がある)
それが今日……じゃないな日付変わってしまったから昨日の、上述リンク先のレビューで、初めてそうした「構造や描写の目的」に言及されて驚いた。しかも、こちらの意図と合致している。
(コラムで書く予定の話題なので詳細には触れない)
すごい読み取り力だ……_(´ㅅ`_)⌒)_ 感動した。
しかも、その筆致が実に端正だ。比喩が巧い。俺が書くレビューより良い文だ。嫉妬するわこんなん。
_(´ㅅ`_)⌒)_ 近況ノートなんでとくにオチはありません。