珍しく大賞なしで金賞がトップということになったようですな。
こうした文芸賞には「毎回必ず大賞を出す」という考え方のところと、「大賞に見合うものがなければ該当作なしもある得る」というところがあります。相対評価か絶対評価か、ということですね。
まぁ稀に、「二作候補があって甲乙付けがたいんだけど、大賞を二つ出せる予算がないぞ」みたいなところがあって、佳作や金賞といった準ずる賞で同時受賞させとく、ってこともあるんですが。俺だよ。ソノラマ文庫大賞だよ。
ともあれ受賞者の方々を祝福すると同時に、
とくにその中の二人ほどには、とりわけ強く「おめでとう」と言いたいのであった(意味深)。