公募の応募準備も終わりましたし、しばらくはアナザーワールドの執筆をのんびりできそうです。
で、これからの近況ノートなんですけど、色々なアニメの構成を解説しようかなと思います。ネタが溜まったらたぶん、創作論として出すと思います。気まぐれでやっていきます。
ここで書くのはあくまでプロットなのですけど、後ほど肉付けして作品として公開しようかなと思います。
で、第一弾ですが、「進撃の巨人」です。悲劇スタート系とでも名付けましょうか。
この作品を第一弾にしたのは僕が公募の作品で使ったからです。
◆進撃の巨人、序盤の構成
進撃の巨人、第1話の流れを本当にざっくりと表すなら、
ありふれた日常→大事件(悲惨系)
という流れです。
第1話の中盤まで日常とキャラクター、世界観、そこに住む人の価値観の説明に使っています。最後の方で、壁が破壊されてパニックになって、色々あって。
そして続く第2話は状況説明のパートになります。この状況説明パートがすごく重要でここでストーリーラインを示します。
進撃の巨人だったら有名な「駆逐してやる!一匹残らず」のシーンです。このセリフで巨人を駆逐する話という話の全体像を読者、視聴者に与えます。まあ、進撃の巨人はそんな単純な話ではないんですけどね。
これ、鬼滅の刃も全く一緒ですよね。2話目で鬼になった妹を人間に戻すというストーリーラインがたちます。
で、この話の構成、主人公に感情移入しやすいですし、世界観に入り込みやすいです。
ありふれた日常(平和)→悲劇的な大事件→状況説明パート(ストーリーラインを示す)
一つのテクニックとして覚えておくと役に立つかもしれません。
ただ、このやり方が小説でもウケるのかどうかは僕にもよくわかりません。
漫画、アニメ、映画ではよく目にしますけどね。小説でこのやり方を見たことがある方がいたら教えてください。
はたして、僕の作品はこれで成功するのか……。見ものですね。