今日は「星の降る夜に、僕は何を願うのだろうか」の締切前最終チェックの日。分析する目をフル活用でチェックします。
たぶん今日以降、落選するまで作品に触れることはないでしょう。
読者に求められているWeb小説について迷走されている方がいるみたいなので簡単にまとめたいと思います。
・とにかく簡潔な描写
最低限、場所と行動が把握できるくらいのもの。表現力とかどうでもいい。
・分かりやすい面白さ
キャッチーなタイトル、設定、キャラクター。誰でも(底なしのバカでも)わかる面白さを重視。奥深さはいらない。
・既視感+目新しさ
テンプレでも、新しい要素をほんの少し追加する(もちろん分かりやすい形で)。オリジナル要素が多いとWeb読者は疲れる。
・単純なストーリーライン
ネット民の頭の容量を考えるべき。作者より想像力が格段に劣っているのが当たり前。複雑だと分からない。彼らにとって、分からない=つまらない。
・暇つぶし性を重視
彼らにとって、Web小説を読むことは空いた時間にYouTubeを見るのと大差ありません。ハラハラドキドキな展開は不要。鬱要素なんてもっての外。どんでん返しをしても、思考が追いつきません。
・自己投影できるキャラ
いわゆる現実逃避。羨ましい展開。願望。
・面白いと思って読んでいるとは限らない
いや、上記の内容が当てはまっていたらどう考えても面白くないですよね。Twitterを覗くのと変わりません。ではなぜ読んでしまうのかというと、それはドーパミンに支配されてしまっているからです。
ざっとこんなところでしょうか。ちなみに、石田衣良さんは、YouTubeの番組内でコメンテーターとのやり取りで「Web小説なんてシナリオみたいなのばかりじゃん」との発言も。全く同意。
ここだけ切り取ると、悪意があるみたいになってしまうので、悪用厳禁で……。
◆確認したいこと
僕の近況ノート、最近めちゃくちゃ長いですが、エッセイ・評論を含んだこの形態どうでしょうか?
ありかなしかだけコメントで教えていただけたら助かります。
需要があれば続けたいと思います。なければ多分、エッセイとして公開するかな……。