https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16818093090856919632そんなわけで第八話です。
まず、最初にお詫びと訂正です。
二つの小隊は、小隊長を含めて六名なのですが、前話のミハイルの紹介は三人だけで、一人足りませんでしたw
そのため、四期生に第一軍所属のマイク・ジータを加えました。
三期生がエイナとミハイル、四期生三人、五期生がノーマという構成です。
小隊同士の対戦は、詳しくやると一話丸々使ってしまうので、大幅にはしょっています。
相手を倒すための工夫の一例として、本文ではファイアボールと風魔法の組み合わせを挙げています。
ただ、これも分かっていれば、攻撃担当の魔導士が風魔法を相殺することができますね。
対魔法防御結界は、物理結界ではないので、実際には範囲外で地面に爆発を起こし、石などを飛ばすという方法も試されました。
似たような発想で、重力魔法を使って重量物を投げつけるということも有力です。
魔導士はマジックシールドと言われる、自動発動型の防御機構を持っていますが、これが対魔防御のせいで無効化されるのですね。
こうなってくると、大変なのは審判・監督役のケネス大尉です。
魔導士に対して致命的で回避不能の攻撃が行われた場合、それを強制的に排除する必要があるからです。
具体的には、さらに強力な攻撃魔法で相殺したり、方向を変えなければなりません。
さて、最後にエイナのお悩み相談がありましたが、ノーマが何をやらかしたのか、具体的には語られていません。
エイナは口を濁してしまいましたが、何かに触れたような感覚や、指先が湿っているような感じを、たびたび受けています。
もちろん、気づいた時には、ノーマの軍服の胸の上に、握られた手があるのですから、気のせいに違いありません。
ノーマが自分の●●の先を、エイナの指でいじったり、もっとアレなところを撫でたりしているわけでは、決して、決してありません。
指先の湿りも、××のせいだったり、それをノーマがしゃぶったりしているなど、妄想もはなはだしいですから、絶対に疑ってはなりません。
『魔導士物語』は、健全な物語を目指しております。
そこのところ、どうかよろしくお願いします。
次回はアギルでのお風呂を挟み、トルゴル王国まで話をすすめたいです。
どうかお楽しみに!