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【魔導士物語】第十二話「異能」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16818093073584363826

そんなわけで、第十二話です。

石切場が舞台になった時点で、「ああ、〝あの人〟が出てくるんだな」と思った人は、『幻獣召喚士』を読み込んでいる模範的読者ですw

カー君は空を飛べるようになって、脳内通信の範囲が飛躍的に伸びました。
精神感応の範囲は、視界に大きく影響されるためです。
今回はたまたま雨だったので、一キロがやっとでしたが、晴れている場合だと三キロくらいまで届きます。
雑音(ノイズ)が混じるという描写は、なんか嘘っぽいんだけど、雰囲気は出ますよね?

「チェックメイト・キングツー、こちらホワイトロック、どうぞ」(ちな、ロックはルークの誤訳)
「……ガーガー、ピーッ……」
「クソッ、無線が通じねえ!」
(はい、これが分かった人は、恐らく後期高齢者ですw)

エイナとシルヴィアが直接話しているように見えますが、あくまでカー君の脳内を経由した会話です。
だから、カー君が聞き間違えた場合には、そのイメージのままエイナに伝えられてしまいます。
(例えば、シルヴィアが「ライオンがいる!」と言ったのに、カー君が「オオカミがいる!」と聞き間違えた場合、エイナにはオオカミのイメージが送られることになります。)

後半は、〝あの人〟の背景説明です。
これまで何回も登場したあの魔法ですが、どういう理屈で石を飛ばしているのか、実は作者も分かっていませんでした。
今回の説明で、石が投げられたのではなく、単に落下していたのだと明らかになりました。
これは目から鱗で、もの凄く納得しちゃいました! 作者もびっくりです(ヲイヲイw)。

しかし、アニメなんかで戦闘の最中に回想シーンが挟まれ、イライラしたことってありませんか?
読者にフラストレーションを与えるのはいけませんね~。
当方はこのような行為をただちに止めるよう、強く求めますw

なお、次回も背景説明が続く模様。
あの人とマグス大佐の初めての出逢いや、私生活に関する驚くべき情報も暴露される予定ですw
それが長引かなければ、戦闘の続きもあるはずなので、どうか、くじけずについてきてください!

毎年、年度末には仕事がてんこ盛りで、ヒィヒィ言っているのですが、今年もようやく目途がつきました。
確定申告? 何それ、美味しいの?
……心に余裕ができると、筆も進みますね。

「積ん読」本も片付けたいなぁ~。取りあえず、気になっている『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈)は読んでしまいたい。

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