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【魔導士物語】第六話「要人警護」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16818023214086931646

そんなわけで、第六話です。

エイナの昇進について、ケネスが「何かと都合が悪いんだろう?」と言っていました。
エイナは准尉ですが、これは士官で最下級の階級で、要は「士官見習い」みたいな感じですね。

エイナとシルヴィアは、以前にもケネスの警護を務めています。
これは、ケネスが大尉(まあまあ偉いけど、中隊長クラス)なので、准尉が護衛でもバランスが取れていました。
ところが、今回の警護対象は高級士官なので、准尉では体裁が悪いだろう……という意味です。
シルヴィアの場合は、国家召喚士の規則で決められたものですが、エイナの方は政治的な事情で昇進したことになります。

警護役の候補として、ケイトの名前も挙がっていますが、これまでのところあまり彼女は活躍していません。
しかし、実際のところケイトはかなり強いです。
多分、帝国に行っても大隊長が務まるくらいの実力があります。つまりは佐官クラスです。
ケネスが「あいつは俺と同じくらい強い」と言っています。
このことからも、彼は自分が大尉であることを「不当な扱い」だと思っていることが分かります。

さて、今回の話で、やっと第一話とつながりました。
伏線としては露骨だったので、大方の皆さんが予測していた流れだと思います。

次回、エイナは黒城市に向かいます。
正規の外交ルートで帝国の要人が王国に入る窓口は、黒城市だからです。
当然、そろそろ研修が終わるシルヴィアとも再会するはず。
どうかお楽しみに!

実は二週間ほど前に、車(スイフト)を買い換えました。
前の車はMTだったので、久し振りのオートマで戸惑っていますw
純正のスピーカーはクソなので、市販品と入れ替え、ついでにサブウーファーも入れました。
1200曲くらい入ったUSBをつないで、日々楽しんでいます(^^;

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