https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16818023212750032806そんなわけで、第五十九話です。
先王は約束どおり、サシャに爆裂魔法を披露します。
この魔法については、すでにマグス大佐が何度も使っていますから、お馴染みの描写です。
ただし、魔法の発動前(呪文詠唱)に、七色の魔法陣が出現しなかったことは、要チェックですね。
後半は前回の予告したように、作者の好きなエロ要素満開ですw
エルフの繁殖力の低さについて、その秘密が明かされますが、これは盲点でした(自分で言う)。
そもそも、ほとんどの動物には繁殖期があって、それに合わせて発情が起きます。
人間のように、年中発情している方が少数派なのですね。
ネズミやウサギといった、捕食対象にされがちな動物ほど繁殖力が強く、発情のサイクルも短くなります。
つまり人間も本質的には弱い動物……ということになりそうです。
逆に言えば、強くて長命なエルフがあまり子を生まないのは、自然の摂理と言えそうです。
現在大多数の先進国で少子化が進行しているのも、自然がバランスを取ろうとしてのかもしれません。
さて、次回では爆裂魔法の伝来と、それを実用化したマグス大佐の話、サシャが異常な長寿となった秘密などが明かされます。
どうかお楽しみに!