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【魔導士物語】第五十七話「野営地」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16818023212432831121

そんなわけで、第五十七話です。

刀自売(とじめ)様ことサシャお婆ちゃんが、若かりし頃は〝ツンデレ属性〟だったというお話ですw

さて、今回エルフの食生活について、結構びっくりの話が出てきます。
アニメ「シドニアの騎士」でも、同じような話が出てきましたよね。

エルフは肉食をしない(避ける)という設定については、私は懐疑的です。
彼らの武器と言えば、弓矢というのが定番ですが、これは武器というよりも、本質的に狩猟道具です。
エルフがゲーム感覚で動物を殺すとは思えませんので、使用目的は食糧にするためです。
つまり、エルフは西洋型の狩猟民族で、食事の基本は肉食ということになります。

それなのに、エルフが菜食主義者という誤解が広がっているのは、彼らが少食であることに由来するのではないかと思います。
人間よりも身体能力が高いエルフは、より多くのエネルギーを必要とするので、食事とは別に何か栄養を補給する手段を獲得していると考えるのが妥当です。

そういうことで、この作品世界のエルフは肉を厭わないが、少食なので木の実などの粗食にも耐えうるという設定にしました。

彼らが樹上生活をするのも、より太陽光を吸収しやすい環境を好むからだという理屈をつけました。
少食ではあるがゆえに、エルフは結構グルメで、酒好きでもあります。

さて、二人の距離はいい感じに接近してきました。
次回は爆裂魔法が披露されます。サシャはどんな反応を示すのでしょうか?
どうかお楽しみに!

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