https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16817330668084504066そんなわけで、第四十一話です。
今回は丸々シルヴィアとカー君のお話です。
魔石はそれ自体が滅多に見つからない希少な鉱石です。
魔石にはいろいろな種類があって、その色ごとにカーバンクルが受ける効果が変わります。
一番多く見つかるのが赤色、次いで青色(緑色)、黄色となります。
白色や黒色、虹色などは、魔石の中でも特に数が少ないため、どんな効果があるのかも不明です。
カーバンクルは一種の幼生で、いろいろな魔石を取り込むことで成長し、大人になります。
魔石自体の数が少ないため、大人になるだけの摂取は非常に困難で、彼らが完全な成長を遂げることは、数千年に一頭あるかどうかです。
カーバンクルは一定の魔石を取り込んで大きくなると、群れを離れて独立するので(そうしないと新たな魔石が見つけられない)、成長しきったカーバンクルが、どのような姿になるのかは、カーバンクル自身も知りません。
今回、白い魔石を得たことで、カー君の新たな能力が開花します。
これまで、なぜそんな能力があるのか今ひとつ不思議だった、アレの意味も明らかになります。
シルヴィアによる星一徹なみの特訓が予想されますが、今後の活躍が期待されますね。
次回はようやくエルフの森編のはずです。お楽しみに!