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【魔導士物語】第三十八話「魔龍戦」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16817330667633412173

そんなわけで、第三十八話です。

魔龍との戦いが始まります。
団長を除く戦士団は、炎属性の防具を身につけているので、エイナの氷結魔法の範囲に入らないよう、いったん退却することになります。

カメの甲羅のように見える魔龍の外殻は、外皮と皮下組織が硬化したもので、さらに強靭な鱗で覆われています。
その厚みは約二十センチほどもあり、地中の圧力や熱に耐えられるようになっています。
魔龍は最強の魔法生物・龍の血をわずかにひいているヒュドラがアンデッド化した魔物なので、内部にはいろいろと秘密があるようです。

かつて怪獣ファンの少年たちの心を鷲掴みにした、大伴昌司氏の怪獣の解剖図的に言うと、マグマ袋とか石油袋とかがありそうですね。

ここまで出番のなかったカー君も、やっと登場しました。
彼は「僕の火球は効かないだろうし、ほかに出来るのは宙に浮くことくらい」とぼやいていましが、なかなかどうして、頑張っています。

次回は魔龍戦の決着です。
オーレンとエイナの多重魔法攻撃は成功するのか?
それとも、まだ奥の手が存在するのか?
どうかお楽しみに!

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