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【魔導士物語】第二十四話「眠り姫」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16817330665445522119

そんなわけで、第二十四話です。

ケルトニアの高級酒を餌に、店主が出した条件が語られる回です。

都市国家であるセレキアには、君主が存在せず、評議員制度を採用しています。
リスト王国の東端にある南カシルとよく似ています。
セレキアも貿易都市として栄えているので、自然共通点が多くなるのでしょう。
商人が力を持っているというところも同じで、評議員の多くは大商人です。
ただし、クレイマン卿は商人ではなく、いわゆる名家と呼ばれる古い家柄です。貴族のようなものだと思っていただくと間違いありません。

同家はセレキア城外の開拓に力を入れていて、かなりの面積の農地を保有している大地主でもあります。
クレイマン卿が酒屋の店主ヨーゼフと知り合うきっかけとなった酒は、ジン(この世界では別の名前)です。
やはりケルトニア産ですが、まだ他の国々に知られておらず、セレキアでも本格的に扱ったのは、ヨーゼフが初めてです。

さて、カー君が少女の呪いの原因を見つけたようですが、これをどう解決するのでしょう。次回をお楽しみに!

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