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【魔導士物語】第二十話「爆発」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16817330664812666730

そんなわけで、第二十話です。

戦闘回はさくさく筆が進むので、楽ですねw
王立魔導院では、召喚や魔法に関することだけでなく、ちゃんと一般教養の講義も受けます。
「〇〇〇爆発」は、中学生ぐらいのレベル(シルヴィアの八年生、エイナは二年生)の理科の時間に習います。
もちろん、ユニもその授業を受けていたはずですが、劣等生の彼女は寝ていたのでしょうw

本文中で魔法の射程について言及がありますが、長距離射程の魔法は稀で、代表格はマジックアローです。
これは中級魔法で、それほど威力がありません。魔法なのに重力を利用(自由落下)して遠くまで打ち上げます。
マグス大佐の爆裂魔法も、射程が数キロあるという規格外の魔法です。
あまりに威力が強すぎるので、十分に距離を取らないと術者や味方が危険にさらされるのですね。

エイナが使った氷結魔法は射程が十メートルくらい、ファイアボールは百メートル程度です(マグス大佐は一キロ以上飛ばせますが、彼女は例外)。
「〇〇〇爆発」は、よほど条件が整わないと使えない手です。

今回で一応、サブクエストの「バラージの青い石」は決着しました。
かつての伝説になぞらえ、最終的にはユニが〝青い石〟を怪物に喰わせて爆破するのだろう……と予想していた方は、残念でしたw

今回登場したアリジゴクの怪物は、体長が四メートル程度。
確かに巨大ですが、アギルの旧市街を壊滅させた怪物とは、比較になりません。
これらの怪物は、どうして誕生したのか、青い石の正体は何か、なぜ子どもたちは結界に誘引されたのか、などなど、まだ説明されていない謎については、次回でちゃんと説明されますから、ご安心を。
エイナが気を失っていた時に見た夢に出てきた人たちについても、同様です。

そんなわけで、次回の前半は種明かしの説明回、後半でアギルを出発することになりそうです。
どうかお楽しみに!


今さらながらYoutubeって凄い世界ですね~。
先日、ふと「ダディ竹千代と東京おとぼけキャッツ」が聴きたくなって、Youtubeで検索したら出るわ出るわ……。
アルバムはもちろん、当時のライブ映像までわんさか出てきたので驚きました。
「なかよし音頭」懐かしかったなぁ~!

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