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【魔導士物語】第十四話「入浴」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16817330663862966597

そんなわけで、第十四話です。

赤龍帝リディアは幼児体型なので、そう豊満とは言えませんが、それなりのサイズの胸を持っています。
ただ、本人はそれに満足しておらず、シルヴィアのような胸の大きい女性を敵視する癖があります。
ユニとエイナは勝手にリディアの仲間に認定されてしまいましたが、身体は小さいのにリディアの方が彼女たちより胸が大きいので、釈然としないようです。

リディアもユニと同じでザルのように酒を飲みますが、何しろ酒癖が悪いので部下たちからは警戒されています。
悪夢の女子会はもっと詳しくやりたかったのですが……残念です。

赤城市を出発してオアシス都市アギルまで、順調に進みました。
アギルは一応、ペルシニア領となっていますが自治性の極めて高い都市国家といった性格を持っています。
ペルシニアに多額の冥加金を支払っているのは、ケルトニアに呑み込まれないための後ろ盾が欲しいからです。

アギルは温泉地として有名です。ペルシニア風の風呂とは蒸し風呂のことで、これは水が貴重な同国で工夫された方式で、焼いた石に水をかけて熱い蒸気を発生させるといったもので、十分に汗をかいた後で身体を擦るだけで、湯船に浸かるといったことはありません。

アギルの場合は温泉の蒸気がそのまま利用できる上、温浴も水浴もし放題です。
床下には温泉を通すパイプが埋め込まれ、源泉の温度を下げると同時に床暖房に使われています。
この床に寝るだけでじんわり汗が出てくるという仕組み(いわゆる岩盤浴)ですね。

お風呂ではエイナとシルヴィアの裸について、じっくり描写したかったのですが……残念ですw

ユニの計画では、アギル滞在は二日間でここから船に乗る予定です。
ただ、何か事件が起こりそうな感じですね。

次回をお楽しみに。

今日は四時からラグビーを観ていました。次は頑張れ!

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