https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16817330663542761448そんなわけで、第十二話です。
のんびり進行なので、まだ王国内の話になります。
銀白の髪に赤い目、自虐的で引き籠り体質のヒルダは、作者のお気に入りのキャラでした。
彼女は四年前にこの世界から消滅しました。残念です。
溢れんばかりに溜まりまくった愛情を注げる相手(リディア)を得た彼女の後半生は、幸せなものでした。
いつか高貴なグリフォンに転生した彼女が、戻ってきたらいいなぁと妄想しています。
赤龍帝リディアは現在三十三歳くらいのはずです。
見た目は十代の少女そのものです。
赤龍帝という立場もあって、かなり口調が偉そうですが、見た目とのギャップがあって楽しいですね。
中身は元気いっぱいのじゃじゃ馬なのですが、以前に比べてかなり落ち着いています。
これはヒルダを失った経験が大きかったのだと思います。
今回の話でも、かなり行動が破天荒ですが、これでも相当ましになっているのです。
以前であれば、風呂上がりに素っ裸で歩き回って、ヒルダに追いかけ回されたり。
ユニを見ると抱きついて甘えまくったりしてましたから、ヒルダの苦労が偲ばれるというものです。
次回も赤城市の話が半分、残りはオアシス都市アギルに向かう話となる予定です。
どうかお楽しみに。