https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16817330661257945612 そんなわけで、第三十八話です。
密閉された洞窟内に閉じ込められたエイナたちですが、救出が期待される五日後まで、酸素はもつのでしょうか?
洞窟はざっくりですが、直径三メートルの円形で、奥行二十メートルの空間です。
空気量を計算してみると、かなり微妙ですね。あるいは水問題より深刻かもしれません。
水については、エイナの氷結魔法で空気中の水分を集めることができそうですが、こちらは理論と違って、水を効率的に集めるのが困難で、あまり期待はできません。
結局、どうにかして脱出しないと緩慢な死が訪れることになりそうですね。
こういう場面で主人公の能力が覚醒するというのは、物語のお約束です(ご都合主義とも言いますw)。
エイナが聞いた声は、果たして幻聴なのでしょうか?
今回はいろいろ突っ込みどころが満載ですが、何となく落としどころが見えてきます。
それなのに、最後に「ちょっと待ったぁ!」が入るのもお約束w
ちなみにマグス大佐たちは、樹林帯で馬を捜してさまよっています。
二人の副官は骨折とねん挫と打撲で、ユリアンの治癒魔法で、どうにか行動できています。
大佐だけがぴんぴんしているのもお約束w
次回はラストで解決編になるはずです。一話で収まるか、非常に不安ですが……w
それではお楽しみに!