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【魔導士物語】第三十七話「火砕流」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16817330661098407607

 そんなわけで、第三十七話です。

 マグス大佐は爆裂魔法を撃つ時、かなりの確率で欲情します。
 これは爆裂魔法が大量の魔力を必要とするからです。
 女性魔導士の場合、魔力の貯蔵場所は子宮が定番となっているのですが、そこから膨大な魔力を汲み上げ続けることで、子宮につながる性器が刺激される……という理屈らしいです。
 本当のところは、「そっちの方がエロくて面白い」からで、完全に変態作者の趣味ですねw

 溶岩洞については、各自ググっていただくとして、割と普通に存在します。
 火山の周辺には、よく風穴という涼しい風が吹き出す洞窟を見かけますが、あれも溶岩洞です。
 昔は風穴に穀物の種子などを保存し、天然の冷蔵庫として利用していたようですね。

 冒頭で大佐と副官が漫才をやっていましたが、この三人組が実際に脱出する場面は描かれません。
 ただ、ユリアンの予想どおり、相当酷い目に遭ったようです。
 事件の現場である吸血鬼の館周辺は、山の三合目あたりになります。
 マグス大佐が爆裂魔法で吹っ飛ばしたのは、五~七合目あたりですね。
 大佐たちは一合目の樹林地帯まで逃げています。
 副官の二人はかなりのダメージを受けましたが、大佐は例によってぴんぴんしています。

 さて、閉じ込められたエイナたちですが、どうやって脱出するのでしょう?
 地表は火砕流が押し流した土砂で覆われており、タケちゃんの落雷や、エイナの魔法で穴を開けたら圧死するのが目に見えています。
 次回はラス前。お楽しみに!

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