https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16817330656844542952 そんなわけで、第九話です。
イケメンのアラン少佐はこれまでもたびたび登場していますが、割と謎の多い人物です。
彼の出世は異常に早かったのですが、少佐に昇進したのはまだユニが主人公だったころの話です。
ということは、それから十年以上少佐のままで昇進していないことになります。
別に彼が何か失敗をしたわけではなく、変わらずに国家に貢献しているのですが、どうもあまりに昇進が早すぎて、摩擦が起きたような感じです。
本当なら、今ごろ中佐か大佐でもおかしくないのですが、この辺は高度に政治的な判断です。
もっとも、本人は欲がない人なので、あんまり気にしていないようです。
ロック鳥のピートは可愛い奴ですw
羽を広げると六十メートルくらいある、この世界で召喚されている幻獣の中では、最大を誇ります。
四神獣の中でも最大の体格である赤龍ドレイクでも、尻尾を入れた体長が三十メートルほどですから、いかに大きいかよく分かります。
ピートは猛禽類ですが、愛嬌のある顔立ちで、見た目としては「ヨタカ(夜鷹)」をググってください。
私は猛禽類が大好きで、ハヤブサ、フクロウ(ミミズク)、ヨタカの三種がめちゃくちゃ気に入っていますw
ヨタカ可愛いですよね~! 宮沢賢治の「夜鷹の星」は哀しい物語ですが、読んだ時、子ども心に「夜鷹は醜くない!」と憤ったことを覚えています。
さて、今回でエイナトとシルヴィアの二人組が、プリシラと合流しました。
話の展開としては、このお気楽な二人娘が何かやらかすはずですね。どうかお楽しみに。
昨日は能登半島地方で大きな地震がありました。
私の住んでいる地域は、現地とは四百キロ近く離れているのですが、仕事部屋が二階ということもあって、しっかり揺れを感じました。
被災された皆さまにお見舞い申し上げます。