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【第三章開始】第三章「黒死山の館」第一話「正夢」(まさゆめ)を掲載しました【魔導士物語】

https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16817330655707236945

 そんなわけで、今回から第三章の開始です。

 第三章で起きる事件のきっかけは、蒼龍帝シドの副官である国家召喚士・プリシラです。
 第一話はプリシラとその幻獣であるタケミカヅチしか登場しません(夢の中で爺ちゃんが出てきますが)。今回説明が多いのは、おさらいだと思って我慢してくださいw

 プリシラがノルド人(母)の血を引いていること、彼女の父は貴族で妾腹の子であることなどは、すでに『幻獣召喚士』で紹介されています。

 タケミカヅチは日本神話に登場する神様ですね。
 この作品世界では、異邦の神々ということになっています。
 ですが、そもそも神を人間が召喚した上、従属させることができるものなのでしょうか?

 『幻獣召喚士』では、黒蛇ウエマクやエルフなどの発言によって、幻獣界にも神がいることが示唆されています。
 神に仕える天使が人間に嫉妬し、堕天して悪魔となった話も出てきましたから、キリスト教の神様のような感じなんでしょうね。

 そうだとすると、非キリスト教徒が信仰する神々は、悪魔という存在に堕とされていると考えられます。
 今回の本文でも「邪神」というくくりだと説明されていますね。
 つまり、異邦の神々は「神というステージ」から引き落とされた存在になっているわけです。
 本物の悪魔になった神もいるのでしょうが、もともとが神様ですから、善性を保持している神々もいる。タケミカヅチは、そんな幻獣だと思ってください。

 当然、タケミカヅチは単体で種となる特殊個体です。
 プリシラはあと十数年で幻獣界に転生することになりますが、タケミカヅチとして生まれ変わるとすれば、神の代替わりが起きるのでしょうか?
 その辺はまだ明らかではありません。

 さて、章のタイトル「黒死山の館」は、昨日の夕方にやっと決まりました。
 まだ手探り状態ですが、全体の粗筋は出来上がっていますので、走りながら細部を整えていきたいと思います。
 ということで、次回をお楽しみに。

将棋の「名人戦」「叡王戦」、どちらも藤井さんが第一局を制しました。強いなぁ~。渡辺名人には頑張ってほしいですが、負けた方が奥さんの漫画のネタになりやすいのでしょうねw

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