https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16817330653849770556 そんなわけで第十七話です。
やっと敵が狙っている「モノ」が登場します。
ただ、サーラは普段からそれを肌身離さず持っているわけではなく、今回の旅行で蒼城市に寄れるかもしれないと考え、たまたま大切な指輪と一緒にしていたに過ぎません。
彼女にとっては玩具に近い指輪の方がずっと大切で、その思い出が語られます。
サーラは語りませんでしたが、アリーは片足を引きずるような障害が残ったため、かなり苦しい生活を送ることになりますが、それでも結婚して三人の子どもをもうけています。
サーラはそのことも同郷の女性から聞いて知っています。
ここにきて、彼女の故郷がナフ国だと明かされます。
ナサル首長国連邦は五つの首長国(カフタン、サキュラ、アフラマ、エラム、ナフ)で構成される連合国家ですが、現在は名前だけの存在となっており、連合は実質的に崩壊しています。
かつてはサキュラが最大国家でしたが衰退し、現在はナフが勢力を拡大して周辺の首長国を脅かしています。
首長国連邦と隣接し、敵対関係にあるルカ大公国(非サラーム教国で、リスト王家の親戚筋)はナフを危険視しており、同盟を結んでいるリスト王国と緊密な連携を保って警戒を続けています。
そのため、南部の要・赤城市の主である赤龍帝リディアはたびたび第三軍を率い、合同演習という名目の示威行動を行っています。
「ヴァンの家」は、『幻獣召喚士』シリーズで二度登場しています。ヨーコさんの人間時代の話と、ミノタウロスが本を探す話ですね。
そして、後半では久しぶりにあの人が登場します。会話の内容で、彼女が何をしていたのかが、何となく分かるのですが……。
次回は下船してマルコ港に降り立ちます。お楽しみに。
衝撃的なニュースが飛び込んでまいりました。
「タモリ倶楽部」が三月末で終わってしまうそうではありませんか!
1982年からやっていますので、四十年も続いていたんですね~。
もう空耳アワーを見れないかと思うと、残念でなりません。
(そういや、「たま」のランニングこと、石川さんもよくあの番組に出ていたなぁ)