https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16817330652417668366 そんなわけで第六話です。
カーバンクル族に伝わる魔法の言葉、『教えて、エロい人』がヒントとなって、エイナは問題解決の糸口を掴みます。
というのが、前回のラストだったわけですが、今回の冒頭で書いたちょっとしたトラブルは、馬車に乗る前のことなので、ある意味ネタバレになってしまいます。そんなわけで、このエピソードは後回しにしました。
この時シルヴィアは、遊んでいるカー君(磯でカニと戯れていた)を連れ戻しに行ったため、エイナが命じた馬車の行き先自体を知りません。
本文中でエイナも説明していますが、馬車を雇った時点では、エイナは「エロい人」に教えてもらうつもりではなく、単純に宿の女将の言葉を思い出して、下っ端から情報を買おうと思っていました。
この回に登場する黒船屋は、『幻獣召喚士』でも登場しています。南カシルの売春街は他国にまでその名が轟いていますが、ピンからキリまであって、黒船屋は五本の指に入る高級店です。
ちなみに、エイナたちが泊っている宿屋も『幻獣召喚士』に登場済みで、ユニとマリウスが定宿としていたところです。
エイナたちの部屋は、ちょうどユニが赤龍組の暗殺奴隷に襲われた時の部屋なのですが、二人は当然知りません。
知っていたら、ユニの信奉者であるシルヴィアは狂喜したでしょうね。
〝エロい人〟が腰を痛めているのは、某メイドさんの過剰なご奉仕のせいですw
フォレスター大尉から「迎えに来るなら川船の予約を取って置くのが常識だろう」と叱られた二人は、次回川港に向かうことになります。すんなりと席が確保できるのでしょうか?
ということで次回をお楽しみに。
最強寒波に襲われて、食材の買い物以外、家に閉じ籠っています。
元栓は閉めていたにも関わらず、台所の水道が見事に凍ってしまいました。
日中の最高気温も氷点下が続いているので、当分回復する見込みがありません。
おかげで風呂場の洗面所(こっちは無事だった)で炊事をする破目に陥っています(とほほ)。