https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16817139558704925911そんなわけで四十一話です。
■いわゆる〝溜め回〟という奴で、マグス大佐とマリウスの双方が魔法の発動準備をするだけの話です。
なぜユニがこの戦場に連行され、マリウスに後ろからハグされねばならないのか、その説明は次回となります。
ユニには事前に説明しておいても罰は当たりませんし、その暇がなかったわけでもありません。
アリストアとマリウスは、ユニが慌てたり恥ずかしがったりするのを、明らかに楽しんでいます。
現代だったら完全なパワハラ&セクハラですよw
■白虎帝の二人の副官(国家召喚士)はちらっと出てきますが、彼らの出番はありません。
もともと白虎がいなくとも、エディスのアウリュアレだけで帝国軍のほとんどを石化させたでしょうから、白虎が出張ることもなかったのです。
多分、ラオフウがたまには自分も暴れたいと駄々をこねたのでしょう。
参謀本部としては、白虎の戦力を秘密にしておきたいところですが、帝国が黒城市を占領するという暴挙に出たため、今後手出しをする気が失せるような力を見せつけておいた方が得だと判断したようです。
白虎が撤退したのは、ラッセル大尉の防御魔法が相当に強力なものだと見抜いたからです。
帝国軍本隊を蹂躙した際、敵の魔導士の防御魔法が白虎の数度の攻撃に耐えたことは、ちょっとした驚きでした。
しかも、その魔導士たちは白虎の目から見ても、どうしようもない低レベルの術者でしたから、高レベルの魔導士だと侮れないと認識を新たにしたということらしいです。
■さて、次回は爆裂魔法対防御魔法です。ユニの羞恥プレイの意味も明かされますので、どうかお楽しみに!