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【幻獣召喚士3】第三十五話「沈没」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16817139558010185009

そんなわけで三十五話です。

■文中で説明がありますが、デッカー中尉はユニやマリアの二学年下、二十八歳の男性です。
 割と真面目な性格です。劣等生で元気いっぱいにいつも走り回っていたユニとは、あまり接点がありませんでした。
 マリアは一、二年下の男子からは絶大な人気があり、絵心のある者が描いた彼女の肖像画が密かに出回っていました。
 当然、あられもない姿で、用途は推して知るべしですw

 ラベンダーは蚊の忌避剤や痒み止めとしても知られていますが、化学的な効能は証明されていないようです。
 マリアが使っていたのは、その精油に何種類かの生薬を漬け込んだもので、その分ちょっと嫌な匂いも混じっています。

 リザードマンは、身長がニメートルほど。尻尾も同じくらいの長さがあります。
 怪力と同時に俊敏さも持ち合わせ、全身を覆う固い鱗が鎧となって防御力も強く、典型的な戦士タイプです。
 その分、火を吹く、毒がある等の特殊能力はありません。
 人間の武器のほとんどが扱えますが、巨大な鉾(ほこ)を愛用しています。

 水中では息継ぎが必要ですが、一度の呼吸で三十~四十分潜っていられます。
 指に水かきはなく、ほとんど尻尾だけで泳ぎます。

■さて、次回もボルゾ川の攻防です。襲撃されたからと言って、食糧を運ばなければならない帝国は、当然のように次の手を考えます。
 その辺はユニたちも織り込み済みと思いますが……ということで、どうかお楽しみに!

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