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【幻獣召喚士3】第三十話「恐慌」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16817139557448851702

そんなわけで初の三十話台に突入ですw

■マグス大佐「おいっ! この×××! 敵はいるのかい? いないのかい? どっちなんだいっ?!」
(ボン・ジョヴィ「It's My Life」が大音量で流れる)
 大佐の×××「城に敵はいないわ。東門の方が臭うわね」
 マグス大佐「東門だな? よし分かった。ラッセル、ここはお前に任す。私は東門に行く」
 ラッセル大尉「た、大佐殿、今誰と話しておられたのですか?」

 ――というような会話を入れたかったw

 1975年のフランスのポルノ映画に「プッシー・トーク」という、ある日突然×××が喋り出すという内容の怪作がありました。
 今では絶対にあり得ないことですが、日本ではこの作品(繰り返しますが、ポルノ映画です)を宣伝するTVCMがお茶の間に流れたのでした。
 ちょうど「日本版・月刊プレイボーイ」が発刊された年で、この映画をネタにした短編が掲載されていたような記憶があります。
 ふと、そんなことを思い出した夏の夕暮れです(しみじみ)。

■エイラ・クラウゼ少佐は、根っからの姉御肌体質です。
 部隊指揮を任された以上、彼女はケルベロスとともにいち早く東門を脱出すべきでした。
 それなのに、わずかな部下(ほぼ生還は絶望的)とともに残ったのは、別に心中するつもりではありません。
 彼女はぎりぎりまで粘って、危なくなったら離脱するつもりでした。
 ケルベロスにはそれだけの能力がありましたし、帝国に一矢報いたいという気持ちもあります。
 ですが、最大の理由は、市民を見捨てて軍だけが逃げるということへの罪悪感でした。

 なんというか、エイラはユニと似たところがあります。
 だから魔導院時代に後輩の(しかも劣等生の)ユニを可愛がっていたのでしょう。

■さて、×××の導きによって現れたマグス大佐と、クラウゼ少佐のタイマンは実現するのでしょうか?
 どうか次回をお楽しみに。

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