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【幻獣召喚士3】第二十六話「北門攻防戦」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16817139557036885429

そんなわけで第二十六話です。

■北門を巡る攻防は結構複雑です。
 城門は閉じてこそ防御力を発揮するものですから、クラウゼ少佐の部隊は帝国と戦闘になった場合、状況が不利であれば城壁内に退いて城門を閉じる予定でした。

 ところが予想外に帝国の工作員が内側から北門を占拠し、門を先に閉じてしまった結果、クラウゼ少佐は連絡と退路を絶たれてしまいます。

 こうなると、城壁内の王国軍はどうにかして北門を取り戻し、門を開けようとします。
 本来、閉じるべき城門を王国側が必死で開けようとするのが皮肉ですね。

 そして、王国側が時間はかかっても門を開けるだろうことは、帝国側も織り込み済みです。
 いくら魔導士の防御魔法が鉄壁とはいえ、かつての黒龍野会戦でアスカが剣でそれを切り裂いたのを、マグス大佐はその目で見ています。
 アスカがいなくても、何らかの手段(幻獣の特殊能力とか)を持っているだろうと考えていました。
 当然、マリウスが相克を利用するという事態は予想していませんw

 そして、城門が再び開く瞬間を、マグス大佐は待っていました。

■さて、次回ユニは黒城に戻ります。敬愛するエイラ姉さんと会ったことで、ユニはやたらと張り切っていますが、空回りしそうで心配ですw
 それでは、どうかお楽しみに!

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