https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16817139556732857745そんなわけで第二十三話です。
■今回は北門を占拠された前後あたりからの、王国側の動きです。
魔道院を出た二級召喚士は、半分くらい(と言っても年に四、五人ですが)は軍に入ります。
ですから軍隊内で二級召喚士はそう珍しい存在ではありません。
帝国の魔導士と同じく、彼らは配属時点で将校の地位(准尉)が約束されているので、結構待遇がいいのです。
■ケルピーは見た目にはただの馬ですw
水の妖精の一種なので、周囲にある水を操ることができますが、何もない所から水を出せるわけではありません。
今回は地脈を操れるウエマクが、地下水を地表近くまで上げてくれたので、ケルピーはやりたい放題に水を使えます。
おかげで消火できたのはよいのですが、排水の悪い下町街区では、家屋の床上浸水とか道路の冠水、さらに地面の隆起や陥没が起きて、のちのち後始末が大変になりました。
■フレッチャー少尉は、二年前に配属されたばかりの新人です。
彼の幻獣の正体は読めば分かるでしょうが、鍋島のアレですねw
可愛いのでもっと描写がしたかった。
一応、彼は〝王様〟ということになっているので、威張っているのも可愛いw
ちなみに私は毎日 Youtube で〝那須の長楽寺〟の動画を見るのを楽しみにしています(ひーお嬢さまのファン)w
■さて、次回は川港方面の戦いです。忘れられたユニが登場するのは、次々回からとなります。
どうかお楽しみに!