https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16817139556105518414そんなわけで第十七話です。
■ユニは黒城市の商人の妻、モアレ(26歳)という設定でクレアの町に潜入しています。
この偽名は、前回アッシュとともに帝国に入った時にも使用していました。
常識的には違う偽名を使うべきなんでしょうが、慣れた名前の方がとっさの時に間違えないだろうということなのでしょう。
ちなみに年齢のサバを読んでいますが、本人の希望かどうか定かではありませんw
■それにしても、帝国軍の兵士たちはモアレ(ユニ)が王国人だと知っていながら、任務のことを喋ってしまうのってどうなんでしょう。
少なくとも具体的な場所については隠していますし、「何も教えられていないのだから、秘密の洩らしようがないだろう」という反発心のようなものがあったのもかもしれません。
■酒場から宿に帰った時、マリウスもユニも〇〇まみれで酷い有様でした。
マリウスは自分の服はもちろん、ユニの服(当然下着も)も脱がせて水洗いした後、朝一で宿の洗濯女に出しています。
その上でざっとシャワーを浴びさせ、自分の着替えのシャツを着せてベッドに放り込みました。
すっぽんぽんにして身体を洗ったのですから役得かと言えば、そういうわけでもないらしく、〇〇まみれで泥酔したユニに対しては、まったく××する気が起きなかったようです。
■さて、呪術師がいそうな場所は(話の展開上)簡単に見つかりそうです。
問題は帝国軍の厳重な警戒をかいくぐって、どうやって呪術師を排除するかです。それではどうかお楽しみに!