https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816927863330724854そんなわけで最終章(第七章)が始まりました。
■なかなか決まらなかったタイトルは「戦火の果て」としましたが、そんなに気に入っているわけではありません。
途中で変えるかもしれませんw
これまで散々ほのめかしてきましたから、このタイトルにしなくても帝国と王国の間で争いが起きるのは、既定の事実ですね。
第五章の最後で、皇帝はノルド地方の併合作戦の立案を求めていましたから、そんな話になります。
最後ということもあり、ゆったりペースで書いていくつもりなので、結構長くなりそうな予感がします。
■物語の舞台となっているこの世界では、そこそこ文明が発展しているのに火薬が発明されていないという、少し歪な設定となっています。
そのため軍艦にも大砲は積まれていません。
海戦ではまず投石機による遠距離攻撃が行われ、次いで舳先の衝角(ラム)による敵船への肉薄攻撃、火矢の射ち込み、そして乗り移っての白兵戦という流れになります。
ケルトニア商船団の護衛として随伴したコルベット艦は、フリゲート艦よりも小さいですが外洋航海能力を持った戦闘艦です。
フリゲートが巡洋艦だとすれば、コルベットは駆逐艦ということになるでしょうか。
■第一話と二話はマリウスが登場します。ユニが出てくるのは第三話からです。
マリウスと一緒に謎の召喚士が出てきますが、彼の幻獣が何なのか興味が引かれるところです。
ヒントは彼が竹を持っているところで、何となく東洋系の幻獣だなと想像ができます。
ただし、無差別格闘流のパンダでも、突然変異呪骸のパンダでもありませんw
■そんなわけで、次回も使節団のお話です。
ゆるゆるやっていきますが、次回もどうかお楽しみに!