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【最終章開始】第一話「使節団」を掲載しました【幻獣召喚士3】

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そんなわけで最終章(第七章)が始まりました。

■なかなか決まらなかったタイトルは「戦火の果て」としましたが、そんなに気に入っているわけではありません。
 途中で変えるかもしれませんw
 これまで散々ほのめかしてきましたから、このタイトルにしなくても帝国と王国の間で争いが起きるのは、既定の事実ですね。
 第五章の最後で、皇帝はノルド地方の併合作戦の立案を求めていましたから、そんな話になります。
 最後ということもあり、ゆったりペースで書いていくつもりなので、結構長くなりそうな予感がします。

■物語の舞台となっているこの世界では、そこそこ文明が発展しているのに火薬が発明されていないという、少し歪な設定となっています。
 そのため軍艦にも大砲は積まれていません。
 海戦ではまず投石機による遠距離攻撃が行われ、次いで舳先の衝角(ラム)による敵船への肉薄攻撃、火矢の射ち込み、そして乗り移っての白兵戦という流れになります。
 ケルトニア商船団の護衛として随伴したコルベット艦は、フリゲート艦よりも小さいですが外洋航海能力を持った戦闘艦です。
 フリゲートが巡洋艦だとすれば、コルベットは駆逐艦ということになるでしょうか。

■第一話と二話はマリウスが登場します。ユニが出てくるのは第三話からです。
 マリウスと一緒に謎の召喚士が出てきますが、彼の幻獣が何なのか興味が引かれるところです。
 ヒントは彼が竹を持っているところで、何となく東洋系の幻獣だなと想像ができます。
 ただし、無差別格闘流のパンダでも、突然変異呪骸のパンダでもありませんw

■そんなわけで、次回も使節団のお話です。
 ゆるゆるやっていきますが、次回もどうかお楽しみに!

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