https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816927863215264830そんなわけで第六章の最終話です。
■この章は番外編で軽い内容でしたが、次の最終章の伏線だと思ってください。
一つはアリストアの時間がいよいよなくなってきたことを、ユニが知ったこと。
もう一つはロゼッタに起きた変化です。どういうことかは十分予測できたと思います。
■「薄い本」については、以前にも出てきました。
アスカがその噂を聞いて、メイドに何冊か買ってこさせたというもので、そっち方面には全く興味のないアスカは
「くだらん」
の一言で済ませてしまいました。
ただ、アスカが薄い本を焼却するよう命じたのに、メイドがこっそり自分の物にしてしまい、それがバレて馘になるという事件が起きています。
薄い本は表紙だけがカラーで、中は一色刷りです(もちろん木版)。
最初の数頁はフロイアとアスカのファッション画的なポーズ集ですが、中盤になると二人が意味不明に絡みだし、最後の数ページはベッドシーンになります。
そうした場面では、二人のうちどちらかが男性化(両性具有化)するのが決まりごとになっています。
要するに少女向けのライトなエロ本だと思えば間違いありません。
■そんなわけで、次回からいよいよ最終章ですが、まだタイトルが決まっていない。どうしよう……。
最後なので、かなり長い話になる予定です。いろんなことがあるので象徴的な題名がつけづらいのです。
まぁどうにかなると思いますが、次回をどうかお楽しみに!