https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816927860982167341そんなわけで第十四話です。
■傭兵団の隊長、オーランドは年齢が四十歳余り、身長は百八十を越し、がっちりとした逞しい体型です。
彼はかなりの手練れなのですが、ココナをからかったように、その気になればユニを殺せたはずです。
ただ、殺気を抑えていてもユニのナガサがそれを察知するかもしれず、実際にはどうなったか分かりません(主人公補正があるから多分死なない)。
なぜオーランドがそれをしなかったか――ユニを殺せば、怒り狂ったオオカミが襲ってきて全滅しかねないと思ったからです。
ですが、召喚士を殺せば、その幻獣もこの世界から消滅する=ライガが幻獣界に強制送還されると、彼が召喚した群れの仲間たちもこの世界から消滅します。
帝国人であるオーランドは、そうした召喚の仕組みを知らなかったのですね。
■さて次回は、傭兵たちの帰還した意外な場所について、そして一行はハンスを亡命させるため、再び山の洞窟へと向かいます。。
どうかお楽しみに!