• エッセイ・ノンフィクション

リアリズム

「誹謗中傷より酷いものがある。それは真実だ」と昔の偉い人は言っている。

たしかに。真実は酷い。だからといって、真実に目を背けることは、したくない。

ただひたすら事実を書けばいいとも思わない。それでは本当の意味で、真実を表現できないのでは?

客観的な事実をひたすら羅列しているWikipedia、あそこには真実は書かれてないと、僕は思う。人間の深みは垣間見えない。刑事事件の項目は興味深いけどね。

それができるのは、やはり小説ではないか。僕は自分の腸を取り出して、作品に昇華させたいのかもしれない。 とても恥ずかしい性癖をもった、変態なのかも知れない。

それでも怯まずに書いていきたい。

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