「今夜、星の雫の降る場所で」を4回で連載します。

もうカクヨムに掲載するものがないな…と思っていたのですが、2019年12月に「百合文芸コンテスト2」に応募した「星の雫の降る場所で」があることを思い出しました。

視点変更があるので、それを区切りに4回に分けてお届けします。

それまで「スノウ・ドーム」など、1,000字程度の短編ばかり書いていたので、挑戦すると決めたのはいいものの、「2万字程度」が規定だったので書くのが大変でした。

苦しんで必死で書いた記憶ばかりですが、一次選考に通ってとても嬉しかったです。
残念ながら入賞はなりませんでしたが…。

今年、「15―あるいは1000回の嘘」が百合文芸3の一次選考に漏れた時、一年かけて「星の雫」よりは成長した分で書けたと思ったのに、なぜだめだったのだろうとひどく落ち込んだのですが、いまこちらに掲載するために読み返していたら、粗削りだけれど言いたいことがストレートな印象がありました。

審査員の方がどういった観点で星の雫を通し、15を落としたのかはわからないのですが、星の雫もまた、自分としては一生懸命頑張った作品だったなと今思えました。

依緒と今日子もずっと私の心に生きている二人です。
不器用な彼女たちが心を交わしていく様子を見守ってくだされば幸いです。


今日、「スノウ・ドーム」にとても嬉しい応援コメントをいただきました。
過去の作品を掲載し、読んでくださる方がいて、♡や☆や温かい言葉を下さる。
その当時の自分に時間を超えて「あなたは書いていいんだよ」と言ってもらったような気がして、ありがたいです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する