【神たらし、与太バナシ】
https://kakuyomu.jp/works/16816927861531824859というこのエッセイは随分前に書いたものなんですけど、とある自主企画への参加をキッカケに、ここのところご好評頂いているようで喜んでいます。
このエッセイは、私が人から聞いた内容を書き起こしただけですから、私のオリジナル作とは言えませんし、かといって、この話をした側の人間がこうやって文章に書き起こす事は考えられないので、その人との共作みたいなオリジナルと言ってもいいんでしょうかね。
さて、そんな訳で、最近、昔に書いたコイツを読み返してみたんですが、自分で書いたモノでも、時間が経つと、自分で読んでも粗が目立ちますね。「わー、ヘタクソな表現」と思いながら読んでました。
でも、現時点の私の中のサイコーの技術を持ってこのエッセイを書き直したとしても、表現自体はまあまあ様になるとして、この文章が持つ良さをより良くさせる事が出来るかと言ったらそれは微妙ですしね。
このエッセイは、私自身が話を聞いて、その感動がホットなままの時間に勢いで書いたものでありますから、その当時の事を思い出しながら書かなければならない今現在では書けないナニカがこの文章の中にはあるように思いますね。
文章の完成度を高める事は今の私には可能でしょうけど、それをする事で失われる良さがきっとあるな、なんて事を思う次第です。