こんばんは(*⁰ω⁰*)ノ空烏有架です。
拙作『斯くて雌羊は血に餓えぬ』に灰色の彩りを添えるモブおじさんたち(若いイケメンもいるにはいる)の絵が揃ったので引っ提げてきました。
以下、左から
*大聖座クィベット卿
教団でいちばん偉い人。つまりラスボス。72歳。
高齢ながら圧倒的デカさを誇る(作中最高身長)、貫禄と威厳の塊のようなじじい。心霊医療法「聖儀術」の第一人者でもある。
表向きは誰からも慕われ敬われる聖人の長として振る舞っているが、内面は過去の壮絶なトラウマによって永久凍土より固く凍り付いている「鬼*」。
フルネームは作中にまだ出てないので秘密。
*聖所座ホホロー卿
ラザリアス・ヒエムレーノ・ホホロー(37)クィベットの側近。
教会所有の軍隊「所士」を指揮する長でもあるが、自身はあくまでも法の番人であり、武器を持つことはない。
厳格な父親に虐待同然の環境で育てられた過去を持ち、重度の自傷癖。地位もその父親から継いでいるが、その過程も穏やかなものではなかった。
立ち位置としては中ボス。敬語属性。
*本聖座ガラヒエ卿
ウルヴォア・エイムナンド・ガラヒエ(5?)故人。
茨の悪魔ティオルベヒムの前の宿主。本人は至って温厚で真面目な小心者のため、自由奔放なティティちゃんにいつも振り回されていた。彼からの愛称は「ウルちゃん」。
第二ヒロイン・シテニアの教団招致担当者でもあり、↑の関係もあって第二主人公ユラムを投獄したため、脱獄後に殺された。
*副聖座ヴァリナーン卿
ワーレル・オルガリアス・ヴァリナーン(20)ヒーローになれなかった男。
ウルヴォアの死後に空席を埋めるべく呼ばれた人。若くて育ちのいいイケメンゆえ女性人気は抜群だが、本人は6年前からシテニア一筋。
先祖代々病的な暴力体質(なんらかの呪いの類と推察される)を継承しており、兎の悪魔シュライと契約して抑えさせている。彼女がいないとまともにシテニアと会話できないレベル。
いろいろあって現在は丸焼きになって生け贄にされている(生存はしている)。
*鬼
作中で「他者との繋がりや温かい心を失った人」の喩えとして語られる言葉。現代的に言えばソシオパスのこと。