先日レビューをいただいた田鶴様より、エッセイで『硝子の剣 鉄の円冠』をご紹介いただきました(*⁰ω⁰*)
ありがとうございます!
https://kakuyomu.jp/works/16818093085464641449というわけで自分でも紹介記事書いてないやん!という気づきを得たのでとりいそぎ表紙絵を持ってきました。
いつもながらの素人絵ですが雰囲気だけ感じ取っていただければ幸いです。
他にも何枚か描いたんですが全部持ってくるのもアレなので、みてみんかなろう版(の解説ページ)にお越しいただけると幸いです(旧ついったーでも見られますが探すの面倒だと思いますので)
そっちには最終回スタイルの平和なイチャイチャ絵もありますよ~
ところで『白い結婚』なるワードを最近(これを書いたあと)知りました。そんな言葉があるんですね……弊創作には生じえない概念です。
というくらい女性向けロマンス界隈に疎い輩が書いた話なのでまあそういう感じです。ご安心ください、顔面破壊要素もあるでよ!(最悪の宣伝文句)
*どういう話?
ノベプラさんの歳の差恋愛コンに出したやつ。(なんと入賞をいただきました)
簡単に言うと、十五歳の新米女王様が敵国のアラサー王子と政略結婚する羽目になってさんざん傷つけられたすえにお互い満身創痍でハッピーエンドに辿り着く、要するにいつものやつです。
一万字/五話の短編なのでお気軽にどうぞ。
・フィルガレーデ
主人公。弊創作ではわりと(主人公に据えるのは)珍しい気もする強気クール美少女。でも作中ではザイワンに振り回されているのでクール成分はあまり感じられない気がします。若さゆえか、男性に対してやや潔癖。
くるくる巻いたカーリーヘア、描き慣れなくてめっちゃ面倒でした。
内陸の魔導大国ヴェーレンに君臨する弱冠十五歳の女王。若すぎて経験も知識も足りないし国際情勢の問題もあって、宰相の提案で敵国の王子を婿に迎えることになった。
・ザイワン
クズ。……じゃなかった、王配。海洋王国タナックの王子。現国王の長子であるが、諸事情あって継承権が一番低い第四位にあり、ほとんど人質としてヴェーレンに差し出された。
でも見てくれはいかつい色黒のアラサー(脱ぐと刺青びっしりな海の男)なので可哀想な感じではない。むしろ故郷に捨てられた鬱憤を晴らすべくフィーを利用しようとする腹黒野郎、……だった、が……?
・ペレス
フィーとザイワンの息子。絵はまだ描いてあげられていませんが、彼の誕生によって夫婦の関係が変化するので物語的にはキーパーソンです。
女王は脆いガラスの剣 玉座は重い鉄の冠
夫は魚のように冷たい男 夜毎シーツの海で溺れさせられる
「あなたは良い夫なんかじゃなかった」
「君はいつも俺の気遣いを曲解する」
――死が二人を分かつまで。
※本作はハッピーエンドです