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『〈書庫番〉と手を繋ぐ』紹介

こんばんは。作話と作画のスピードが揃わない珍獣、カラクロです。
ついでに連載と作品紹介も揃ってません。もはやこれが通常営業。


✦✧✦〈書庫番〉と手を繋ぐ ✦✧✦
ジャンル:異世界ファンタジー、恋愛
完結済み/全16話(初出SS+本編5章各5話)

✦あらすじ
謎の災害〈大散逸〉によって魔導文化は過去の栄光と化した。大幅に弱体化した現代人は、限定された機能しか持たない簡易化した魔法具と、代わりに発展し始めた科学技術によってそれなりに豊かに暮らしている。
新米警官のリオは、博物館で起きた古代魔法具盗難事件の手がかりを得るため、幼馴染みのジルに協力を依頼する。彼女は〈書庫番〉――魔導書庫の管理人を務めている。
実はお互い片想いし合っている二人は、共同捜査という名目で一緒にすごすうちに恋心をくすぶらせていく。
一方、事態はどんどん大きくなり、いつしか世界の危機にまで発展!? しかもその背後には〈書庫番〉の存在が深く関わっていた。


※元はノベルアップ+さん主催『魔法のお守りコンテスト』参加作品のため、コンテストのお題になった五つの魔法具が登場します。



✦登場人物

✧リオ(レナード・シンクレア) 画像右から二番目
主人公。新米刑事。口が悪いしちょっとデリカシーに欠けるが、幼馴染みのジルをかれこれ十数年想い続けている一途な男。
拳銃の腕には自信あり。実は黙ってればそこそこ美形。でも本人はジル以外に興味がないため、誰とも何のフラグも立たない。
身体の広範囲にジルとお揃いの傷痕がある。

✧ジル(ジリアン・クレヴァリー) 画像右
ヒロイン。魔導書庫の管理人。『魔力過剰症』という先天性の特異体質であるため魔法式機器が溢れた現代社会に適応できず、普段は引きこもり同然の暮らしをしている。
リオと姉に甘やかされているので少々わがままだが、内心そんな自分を変えたいと思っている。
身体の広範囲にリオとお揃いの傷痕がある。

✧ベル(メイベル・クレヴァリー) 画像左から二番目
ジルの姉。リオとジルのもどかしい関係を長年見守ってきた良き理解者。二人を茶化したり冷やかしたりして弄るのを趣味としている。仕事は花屋。
本作のコメディ要員。良い人なんだけど妹への愛がちょっと重い。

✧ガス(オーガスタス・ペイジ) 画像左
博物館から魔法具を盗んだ男(厳密には実行犯ではなく黒幕)。魔法具の違法改造なども行っており、魔導に関する高い知識があるようす。
ある理由から、リオたちの前で普通に顔出しして本名を名乗るという奇妙な行動を取った。

✧魔導書
〈大散逸〉後も残存する、かつての魔導文化の叡智が記された書物。記述に用いられた〈秘語(ススッリ)〉には読む者の魔力を侵蝕する効果があり、魔力量が大幅に低下した現代人は数ページですべての魔力を汚染されて死に至る。
本そのものが毒物かつ、内容も悪用されれば非常に危険なため、侵蝕に耐えられる重度魔力過剰症の人間が〈書庫番〉として管理している。


設定の時点で不穏な空気が凄まじいけど中身はゆるふわ恋愛ファンタジーですのでお気軽にどうぞ。
両片想い幼馴染みはいいぞ(いいぞ)。あと巨大生物もいるよ。

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