にわ冬莉

寝て起きたらいつも月曜日だ。

溜息をつきながらカレンダーを確認する。
何度見ても、テレビを付けても、やっぱり今日は月曜日。
おかしいんじゃない！？
と叫びたい気持ちをぐっとこらえて布団を蹴飛ばす。

「真冬よりはマシか」

なんの救いにもならない一言を口にして諦めた。
天気予報を見るところから始める。
今日の気温と今日の服。
クローゼットとにらめっこして引っ張り出すブラウス。
もう、これでいいや。

顔を洗ってメイクをする。
仕事に行くときのメイクは適当だ。
内勤の事務員なんて、綺麗である必要もないし。
……元々綺麗でもないし。
頑張ったって高が知れているのなら、1分でも睡眠に当てたい。

コーヒーはインスタント。
朝はこれでいい。
片付ける必要もないからね。
パンをかっ込み、ボーっとする頭をなんとか動かしていく。
今日やらなきゃいけないことはなんだっけ、とか、帰りに買わなきゃいけないものはなんだっけ、なんてほやほやしているとあっという間に時間が過ぎた。

ああ、もう行かなきゃいけない。
まだ眠い。
行きたくない。
このままお布団に飛び込んで眠ってしまえたらどんなに幸せだろう。
一日くらいさぼったってさ、別になんてことないんだよね。

とは思いつつ。

私は家の鍵を手に取り、階段を降りる。
玄関で靴を履くと、ついでに溜息も吐き出す。
ドアを開ければ今日が始まる。
ああ、気が付くと月曜だ。
絶対月曜が多いんだ！　と誰にともなく不満を垂れ流し、それでも向かう。

神様、頑張っている人全員に何かいいことありますように──。


てなわけで今日も仕事です。
ふぇぇぇ……

あ、ゾウリムシがコンテスト総合1位のままゴールを決めそうで仰け反ってます。(´◉ᾥ◉｀)
部門別でも週間1位でした。
ありがとうございます(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.ﾟ

んでは、また1週間、ぼちぼちやりましょう～！


吟遊詩人は好敵手
https://kakuyomu.jp/works/16818093078906077010
（ドラゴンノベルスコンテスト参加作）

ゾウリムシになりたいうた【第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト】短歌の部
https://kakuyomu.jp/works/16818093079415888238
（おかげさまで瞬間1位獲れました！！）

ひとりごちる【第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト】短歌の部
https://kakuyomu.jp/works/16818093077755484188
（まぁ、情緒からはかけ離れてるよねぇ）

戦争と、花。【第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト】俳句の部　一句部門
https://kakuyomu.jp/works/16818093077523651824
（知らん奴が語るな、とは言われたくない）

異国の舞姫はポンコツ皇子を笑わせたい
https://kakuyomu.jp/works/16817330664383016840
（無事、完結！！　ありがとうございました！）

魔王の右腕
https://kakuyomu.jp/works/16818023213179132148
（一気読みさん募集中！）