まぼろし藤四郎
https://kakuyomu.jp/works/16817139557373742834作中に出てくる『永禄六年北国下り遣足帳』は実在します。僧侶なのに酒飲んで昼休みしちゃうくらいの時代だったんですね。興味がある方は是非お調べを。
ともあれ、主要街道でなくとも、人の往来がある道沿いにはけっこうお店や旅籠はあったようです。そらま当然ですよね。な~んにもないってイメージは今のものですし。
急速に冷やされ高質化したマルテンサイト。
ゆっくり冷やされ強靱さを出したパーサイト。
このふたつの鋼の妙が刀剣の美しさを醸すのでしょうね。
なにせ古刀、水で冷やしたとすら明らかではありません。
謎ですよね。
職人たちの思惑は、月岡に軟禁状態にあるお藤が世に放たれること。これが真田信繁(幸村)の思惑でもあります。
果たして宗章は大正解を導き出せるでしょうか。
むずかしそうだなあ。