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サイバクルスの、あとがき的な

今日『電子新獣サイバクルス!』最終話の更新を終えました~。

途中投稿時間がバラバラになったりとしましたが、最終話まで平日毎日更新は無事にやり遂げ、とにかく安心している状態です。
終盤は本当に、疲れた……しんどい部分を書くと、こっちもしんどくなるものですね。本当に。

サイバクルスは、元々去年の夏に書いていたお話でした。
完結して、その結末も気に入ってはいましたし、コメントをくださっていた方もいました。
望んだ結果は出なかったけど、自分の中では好きな作品で、だからこそ、続きを書こうと決めて……
……でも、続きを考えていく中で、「この話、こうした方が良かったのでは?」という部分をぽつぽつ見つけていってしまい。

そうなると、そこを無視して続きを書くぞ、とはいかないわけです。
設定を少しだけ変えて、最初から書きなおす事を決めました。
自然と展開も変化した部分があり、所によっては元の話の方が熱量の高い部分もあるでしょうが、読みやすくすっきり書けたのでは、と思っています。

話の中身についてですが。

サイバクルスは、各々のキャラクターが自分が既に見つけた『答え』に、『それはちがう』と言われ続けるお話でした。
多分、そこから逃れて本当の意味で完遂出来たのは、クラックくらいじゃないかな。けどクラックが変わらなかったのは、彼の性質がアレだからでもあり。

そういう話だったからこそ、自分も『書き直す』という選択が出来たんじゃないかな、と思っていたりはします。
だって、一回「これだ」と決めて書いた答えを、「ちがう」といって直してるんですからね。

けど、まぁ、そういうものって本当の意味で答えがあるかっていうと、無いものですから。直したい、は消えないし、消えたからといってこれ以上ない名作だとは限らないし。

それでも、向き合うなら何かしらの結果は出るんですね。
向き合わなければそれ以上変化はないけれど。
どちらが正しいというものでも、ないのだと思います。

とにもかくにも、これでひとまず完結です。
続きも書けるものなのですが、今のところは、サイバディアも一休みということで……

お付き合いいただいた方々、ありがとうございました!

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