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食べ物への拘りがカス

日常ものを読んでいると、多くの作品でグルメがセットだ。生きているからには食事のシーンは欠かせない。SNS でも好感度を下げない話題といえば、猫とお洒落過ぎない旨い食事だと相場は決まっている。

日常ものを書いていて難しいのがこれだ。

グルメを書くにはあまりにも中の人の食への拘りが無さ過ぎる。読者に共感させるには、作者があれ食べたいこれ美味しそうって思ってないとだし、食べたことも作ったこともあった方がいいし。

なんだが、俺の食への拘りがクソすぎる。ジャンクフードばかり食べてる、とかとは別方向なんだが……

よく、転移ものだと現地の飯に耐えられなかったりあるけど、自分なら余裕だなとかよく思う。流石に腐ってたりは勘弁してほしいが。

砂糖無しも全然平気で、実際家に砂糖も蜂蜜もない。麺つゆ等に砂糖が入っているといえばそれまでだが。無くても平気とは思う。野菜から甘味出るし。

毎日芋でも平気だし、っていうか芋でも毎日食えるなんて幸せだし、腹一杯食べられるだけで幸せだ。

実際節約したくて飼料用のおから 30kg を格安で買って毎日そればっかり食べてたこともある。しかもおからハンバーグとか高級なことはしない。お湯で溶いて胃に流し込むだけだ。

それに比べたら白いご飯食べられるなんてかなり人間的で、塩とキャベツと芋と玉ねぎと納豆とご飯と週に二回も魚か肉あったら QOL パンパンで贅沢な気分なれるレベル。

舌がバカなタイプではないと思うのだが、高級なものに興味がなく味を知らず、無駄に粗食に耐えるので「現地のパンに飽きる」とか「肉ばっかで飽きる」とかが全然共感できないのだ。(それ以前に、特に理由がないなら現地文化で様々な食べ方ある方が自然だと思う。現地文化を下げる気はない)

出汁のないくず野菜スープとか異世界もので槍玉に上がりがちだが、キャベツか玉ねぎだけで全然飲めるスープだろと思ってしまう。野菜から旨味でるだろみたいな。いやまぁ野菜もなくてほぼ白湯だと困るけど。本当に食べるもの無くて空腹の時は白湯でもありがたいけどね。

3〜4ヶ月、ほぼおからとキャベツと玉ねぎで過ごしたからなぁ。流石にディストピア飯感があると思ったのでやめたけど、健康ではあった。

間食は好きだが、それがお菓子である必要もないので、おやつも大体キャベツか玉ねぎ食ってる。

世に出回ってるディストピア飯とかまだ全然飯。飼料用おからで生活しよう!

いやいやいや、下にレベル合わせてどうする。

ともかくグルメを書くのは難しい。

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