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土地

これは竹部さんの近況ノートを見て思い出したことなんですが、自作の作中に出てくる土地は何かしらモデルがあるのが殆どだったり。

単に、人生経験がヒヨコすぎて引き出しがすかすかなので、楽しようとするとよく知ってる土地になっちゃう。

一言、海ときいても思い浮かべるのは育った土地でちがうよな、というのはこれまで考えたことはあまりなかった。

友人にファンアート書いた時に(過去ノートにあり)外海だよねーって言われて「あ!」なったんすよね。友人は瀬戸内海育ちで。海って想像するものが全然違うんだって気づいて。

瀬戸内海の写真みると俺からしたら「めっちゃ島ある、島と島に橋ある! すげーー! ファンタジーかなwww」なので。

つーか、道民からしたら屋根が瓦だったり庭にみかんの木あったりなんか椰子の木?(多分本当はちがいそう)みたいの生えてる時点でファンタジーだからな……

毛玉ゴーレムの土地のモデルは、楽したさ故に地元方面なので、気づく人はすぐ気づくだろうなーと開き直って書いてた。

2件のコメント

  • 土地や四季に関する価値観は、生まれ育ちが滲みやすいですよね。
    特に海は、漁師の孫としては【じいちゃんの海】が前提にあるものですから、沖縄で海を見た時「なんか綺麗すぎて、ブルーハワイみたい。飲めそう」と思ったんですよね。

    なので、ファンアートの海を拝見した時は「北海道の海だ!」と思ったわけです。あれだって、北海道の沿岸全部がそうじゃないですもんね、釧路とか苫小牧の海は全然雰囲気が違いました。

    瀬戸大橋を車で渡った時に、ほんとにいっぱい島があって、そこに建物も建ってて、感動しました。
    そうか、あの海が基準だと、外海という言い方になるんだ。
    私が四国で「これはヤシの木ですか?」って質問した木は「フェニックスだよ」と言われました。南国には不死鳥が生えているのです。

    あら、毛玉ゴーレムの土地モデルが地元というと、市電の走っている路線近くだから……?
  • やっぱりヤシの木じゃなかった!
    「フェニックスだよ」全然わからんくて笑ってしまった。調べたらヤシの仲間みたいですね。

    そうそう。
    北海道の海も本当に色々。
    北の海というとグレーの冷たそうで……ってイメージの人が多いみたいで、積丹ブルーみたいのはこんな海が北海道にあるなんてという反応される方結構いる。奥尻の海もかなりやべーっすよ。下手したら積丹より青いかも。
    あと「北海道って海水浴できないんでしょ?」も何度か言われたり。
    北海道なめんな!海水浴くらいするしなんならキャンプするぞ!
    だが、火は焚かせてもらうッ……

    毛玉の舞台はまぁそうです。
    最終話のひとつ前、あれの後半で墓に行く前の語りとかまんまそれです。〈坂を下った先は、いずれも海へと辿り着く。ここはトンボロのくびれよりやや南にあたる〉のとこね。

    最終話はここ!
    イメージ近い動画を探してきました
    https://youtu.be/8wJXAOMdM4A
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