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フランベルジュ裏話その1

 どうも高菜 葉です。
 フランベルジュ8話まで書き切りました。あとは事後処理を終えたら第1章完成という形になります。
 せっかくの場なので、ここでちょっと本編の裏話でもこぼしてみようかと思います。

 主役ロボであるフランベルジュについてですが、3機合体というのは初めからイメージしていました。
 ただ、はじめから3機合体してしまうのもそれはそれでいろいろと問題がありまして。
 具体的に以下のような形になります。

・最初からは強すぎる
 エールフランベルジュで「エルヴィン中無敗のオーバースペック」というパワーバランスを想定しています。
 いくらなんでも、そんなものを序盤からおいそれと使わせるのもいろいろ問題なので。一度「最強」になりすぎると、後のバトル構成が大変です。
・フランベルジュ単体で活躍させたい
 分離前のフランベルジュは、合体が当然になると出番が減ってしまいます。なので序盤の内に活躍を出しておきたい、というのがあります。以降形態を使い分けて活躍できるようになりますし、エールの超オーバースペックを切り札にできるように。
・物語の展開で徐々に情報を出していきたい
 SLGの情報を出すという前提だと、情報の残っている研究所に行くことで謎の一端に触れることができる、という流れなら自然と昇華できると思い。

 こんな感じですね。
 ただ、「合体する」のが突然でもそれはそれで変かなとも思い、「フランベルジュ・ランサー」と「バックブラスト」は6話での戦闘で急遽捻じ込み、合体機構へのワンクッションとしました。
 8話中でも途中に脚部=合体後の腕部で放つ必殺技「ブラスターファングバイト」を敢えて通常形態で使わせました。
 合体機構までのロジックや伏線が出来ているかもそうですが、「フランベルジュ」単体でも作中で相当強いロボットに仕上がっているように見えたら幸いです。

 それではまた次回。

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