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小説は事実のエッセンスです

ファンタジーも異世界も作者の方の現実生活や人生の歩みが基になっているというのは異論がないと思います。苦悩したり歓喜したりという生々しい現実の積み重ねがその作者さんの人格を築き、そこに二次体験である小説や漫画やアニメや音楽や映画といったものも力となって想像力も働かせながら物語を紡いでいくのだろうと思います。

けれどもわたしにはその「想像力」の部分が欠如しています。

いえ。欠如もしているのですけれども、この年齢となってしまっては「想像」の部分で描くことがもはや時間的に遠回りだという感覚に追い立てられているというのが本当のところです。

音楽も漫画も小説も、砂時計が落ち切る直前のわたしの時間においては「事実」というものに重きを置かざるを得ないという切迫感です。

カクヨムだけで90ほどの小説を書いてきて未だに成し遂げられていないのはどなたかの「人生の伴走者」となれる小説を書けていないことです。本当にいじめを根絶する力を持った小説を描き切れていないのもわたしの力不足です。

けれども今書いている、
「日月(にちげつ)の交わり」
はそれに近いかもしれません。

リンクを貼らせていただきます。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889304694

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