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61.あけおめ! そして最新話のご案内

 明けましておめでとうございます、凪野です。
 本年もたくさんの物語を綴っていきたいので、よろしくお願い致します。……言うて、昨年度そんなに書いたか? という心境ですが、置いといて。

 先々週から公開しております、『桜花爛漫の一葉』。第1章が先週より公開されております! まずはサクラ様の付き人、葵くんがメイン。
 葵くんなのですが、序章で一人称を「私」にしていたせいか、高確率で女性と間違われてしまいます。まあ、名前も男でも使えるし、女でも使えますからね。一応、目上の方と話しているときは「私」にしていて、同級生と話しているときは「俺」って自分のことを呼んでいます。


 さて、今回の近況ノートは、前回のでお知らせしたとおり。
 何故『桜花爛漫の一葉』を書くに至ったか、その経緯をお話しする回になります。

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~事の発端~

『桜花爛漫の一葉』は私が通っていた大学のゼミの卒論で書いた小説でした。
 私が所属していたゼミでは、毎度教授から与えられた課題にそって、小説や短歌、詩、俳句などを書くことを目的としたものでした。
 そこで私は卒論(そのゼミ内では卒業製作と呼ばれていました)に小説『桜花爛漫の一葉』を書くことを決めたのです。
 これがもう……とにかく長くて。Wordだと110ページくらい? 字数は10万字は軽く超えていたと思います。当初はこんなに長くするつもりはなかったのですが、気がついたらめちゃめちゃ長編小説になっていました。
 これを読んだとき教授自身、きっとその長さにはうんざりしていたと思います。私も逆の立場だったらそう思います……。しかもこれ、当初の予定としては、ゲームブックのように、とあるルートに来ると分岐して物語が変わるような仕様にしようとか画策していました。
 時間がなくてできませんでしたが……。

 で、教授は私の作品を読んでただ一言。

「長かった」

 終わり。
 他のみんなは色々な感想を書かれ、中には「小説賞に応募してみたら?」なんて言われる子までいて(これが仲の良い友だちだったから余計に! 悔しかった!!)、私は自分に自信を失くしたというか。すごく悲しくなりました。
 でも、そこでふと考えたのです。これをWebサイトにあげてみてはどうか? と。
 そこでいつも使用させていただているカクヨムさんで『桜花爛漫の一葉』を全編公開することに踏み切ったのです。


~タイトルについて~

 私は昔からとにかく、小説にタイトルをつけるのが下手でした。
 当初、まだ思い付かなかったときに。適当に『サクラ様』というそのままの、安直なタイトルをつけました。すると教授からは「もうちょっと、ひねって」とご指摘を受けまして(当たり前)。
 どうしようかと悩み、友人に相談したところ「熟語からとってみれば?」と提案されたため、手持ちにある四字熟語辞典で調べ、「桜花爛漫」をタイトルにつけることにしたのです。
 意味を知りたい方は、goo辞書にもありますので、是非検索をしてみてください。

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 さて、次回のお話。
 第1章2話は1月8日23時に公開を予定しております。まだお話を読んだことなく、気になった方は、下記URLから飛べますので。是非、ご覧ください。

 今回お話しした「作品を掲載するに至った経緯」なついては、Twitter(@bookgirl_nagi)にて公開している、「#桜花爛漫の一葉_裏話」にてつぶやいた内容を少し書き換える形で掲載しました。毎日、不定期の時間に掲載していますので気になるかたはそちらも是非ご覧ください。
 次回の近況ノートでは、登場人物のことについて少しずつ話していきたいです。




『桜花爛漫の一葉』
https://kakuyomu.jp/works/16816927859225586964

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