またこの日が来ましたね。
軍国主義、帝国主義、列強諸国と植民地。
様々な思惑が交錯し、原爆投下で幕を閉じた太平洋戦争。
痛々しい記憶に留まり続けろという事ではありませんが、この一連の出来事から、私達は学んだり、考えるべきことが沢山在るように思います。
かつては米ソ冷戦と呼ばれた技術開発競争がありました。
現在の状況はステルス戦争だと言う人もいます。
インバウンド絡みの日本文化叩き売り。
郵政民営化、東京メトロ株売却、上下水道の民営化、山林、農地、水源地を外国人が買収している状況。
川口市では移民が2500万円の強盗を働き、不起訴になったようです。
昨日の株価暴落も含めて、異常なことだらけです。
それなのに、多くの人はそれに注意を払う余裕がない。
あるいは、インスタントな楽しみが優先されてしまって興味がない。
私は右派でも左派でも無く、結局はそれを運営する人間に掛かっていると思っています。
右派の良さ、左派の良さが有り、右派の悪さ、左派の悪さがあります。
人間の営みだから当然です。
人間は善と悪を内包していて、その矛盾に苦しみます。
苦しまない為に、極端な思い込みでやり過ごしてしまいます。
俺は悪いことなんてしていない。
俺は駄目な人間だ。
どちらも間違いです。
良いことも、悪いことも出来るのが人間です。
時と場合で良くも悪くもなる。
悪くなる頻度を出来る限り減らす努力をし、良くいられいるように自分を律する。
そういう人間としての個々人の努力が、世界を良くするはずです。
かつての太平洋戦争では、軍部が暴走しました。
そこばかりがクローズアップされますが、実際にはマスコミもそれを煽りました。
国民は日清戦争で味わった戦勝特需から、日露戦争を歓迎しました。
日露戦争では賠償金もなく散々な結末でしたが、第一次世界大戦では、幸か不幸か勝ち馬に乗ることが出来てしまいました。
個々人に目を当てれば、戦争に反対した人々がいるのは事実ですが、多くの国民が彼らを非国民として糾弾しました。
なぜか?
目先の欲、目先の恐怖、他力本願、思考の放棄
人間というモノを考えれば考えるほど、自分の心を観察すればするほど、こういった背景があったように思います。
今日という日くらいは、この国の過去と現在、そして未来のことを考えたいと思うし、多くの人にも考えて欲しいと思います。