ハロリン深川です!
来週の20日、ついに冥王星が水瓶座に入ります。
これまで水瓶座と山羊座を行き来していた冥王星ですが、ついに完全移行となり、次に冥王星が山羊座に帰ってくるのは200年以上先になります。
冥王星はこれから2043年頃まで水瓶座にとどまります。
2020年に水瓶座で木星と土星のグレートコンジャンクションが起こり、そこから始まった風の時代が、いよいよ本格化していく気配があります。
何処に所属するか?がテーマだった、ある意味堅実な土の時代が終わり、自由で活発な交流、一所に留まらない風の時代が始まるのです。
権力は組織から個人に移り変わり、多くのカリスマが産まれては消えていくでしょう。
政党や財閥のような強大な権力図の中でも、これからは個人のカリスマが問われていきます。
それに伴って、組織の没落と隆盛をいくつも経験するかもしれません。
フットワークの軽さは風の時代の魅力ですが、土の時代の権力が腐敗していくように、魅力とは、用い方を誤れば腐敗するものです。
どっちつかずの尻軽、捨て駒の足軽にならないように、私達は自分の中心にしっかりとした軸を、いつも持つように心がけなければなりません。
その軸が我欲に根ざすものではなく、利他と善意、角度や視点に左右されない不変の正義であることを強く望みます。
2025年の5月には土星が牡羊座に移ります。
2026年には海王星と天王星もイングレス(次の星座に進む)します。
時代のカラーを作り出すトランスサタニアン(土星、海王星、天王星、冥王星)が立て続けにイングレスするということに、強い意味を感じざるを得ません。
巷では「これで悪政が倒れて民衆の時代が来るんだ!」
と盛り上がりを見せています。
これは前回の風の時代の到来がフランス革命と重なったことに由来します。
確かに絶対王政が崩壊し、民衆が自由を勝ち取った意味は大きいかもしれません。
しかし結果的に世界は王家の奴隷ではなくなりましたが、経済力の奴隷になりました。
今回の風の時代の到来では、テクノロジーの時代がやって来ると言われています。
医療、産業、芸術、あらゆる分野で新テクノロジーの恩恵が見られるかもしれません。
しかし、このテクノロジーの奴隷にならないように、私達は常に意識をしっかりと持たなければいけません。
とりわけ小説や芸術とは、小手先の技術比べをする場所ではなく、魂の表現の場だからです。
文化の裏には、常に精神性が宿っています。
良し悪しは抜きにして、戦争というものへの反骨精神や、自由への渇望。
燃えるような愛、深い絶望。
美醜を超えて魂を震わせる精神性こそが、芸術の骨格だと思います。
尻軽、足軽にならないでください。
魂が自由であることとは、テクノロジーや時代の奴隷となって時代を謳歌するのと全然違います。
新たなテクノロジーを使うことも、使わないことも自在である。
この心こそが、真に自由な心です。
仮にAI小説が主流になり、モヤモヤとAI小説を書くか書かないか迷っている状態になるなら、それは自由ではありません。
・売れる為に割り切って使う!
意思決定しているようで、これも自由ではありません。
・売れずとも、作家の意地にかけて使わない。
実はこれも自由ではないのです。
魂の自由、自在の境地とは、自分の感情の外側にあります。
欲望、願い、状況、感情に由来して意思決定すると、欲望の奴隷、願いの奴隷、状況の奴隷、感情の奴隷になるからです。
新約聖書の中で、パウロという人物が「私は貧しさの中でも豊かになる方法を心得ている」と言っています。
人間を取り巻く貧しさや豊かさという尺度の外に、彼は豊かさの尺度を持っていたのです。
それが自由です。
難しいですね笑
スミマセン(; ・`д・´)
熱くなってしまいました😅
しかし新しい時代では、このような社会の決めたあらゆる尺度が崩壊しては産まれてきます。
その中で尺度を決めるのは、個々人の魂です。
吹きまくる暴風に右往左往しないでください。
自分の中に絶対に揺るがない正しい軸を立てて、そこに旗を掲げて行きましょう。
俺も頑張る!
応援してる!