深川です。
いきなりのタイトルでナンノコッチャですが、皆様に一つご報告をば。
実は深川は虐待サバイバーです。
虐待とは言っても、精神的虐待やネグレクトの類で相手は主に母です。
とはいえ母から父への暴力は凄まじく、父を見せしめにされた私はいつも母の機嫌を伺って生きてきました。
子ども時代に児童相談所などに駆け込めれば、間違いなく保護の対象になっていたのでしょうが、そんなことが子どもに出来るわけもなく、その状況のまま成人しました。
成人してからでは当方が男であることもあり、世の中的には虐待とは認定されにくいのが実情です。
しかし当事者としては尋常ならざる生き辛さを覚えながら大人になりました。
外交的には比較的陽キャの部類で生きてきましたが、自己肯定感はゴミグズで、人間不信と希死念慮とは大の仲良しでした。
親元を離れた後も、何度となく、なんの前触れもなく、母は所属する宗教団体の取り巻きを連れて家に押しかけてきました。
おヨメにはそのたびに嫌な思いをさせましたし、近隣からは白い目で見られました。
しかし、先ほど書いたように子ども時代の精神的虐待であることと、当方が男で相手は母親(女)であることから、なかなか事件性が認められません。
最終的には、用があればメールや電話で伝えること、突然押しかけないことを念書付きで約束しましたが、こんなものが効果を発揮する相手ではありません。
自分の気分で簡単に約束を反故にするでしょう。
相手が死ぬまでこうやって付きまとわれ、財産や面倒を診る要因として狙われ続け、精神を蝕まれ続けるのかと思うと、本当に筆舌に尽くしがたいものがありました。
ところが、突然、そんな生活に終わりが来たのです。
直接的なきっかけは今回の引っ越しでした。
しかし、間接的には皆様が日々下さる温かい応援と、商業作家になれたことが大きな力になったことをご報告させて頂きたく思います。
プロ作家になったことが母に知れれば、必ず財産や名声を狙って執拗に接触しようとしてくるのは目に見えていました。
※実際にはまだまだ貧乏です!
なので何とかして住所の閲覧制限をしたいと思いました。
しかし何度も書いているように、事件性を立証するのが難しいので、DVなどのように警察からの保護は得られないと思って諦めていました。
今までの深川なら、ここで終わっていたんです。
最初に書いたように、自己肯定感がゴミクズで、極度の人間不信。
妻以外の誰かが自分の言葉に真面目に耳を傾けてくれるなんてことは、到底思えなかった。
でも、カクヨムの皆様はそんな深川の言葉に耳を傾け、目を注いでくださいました。
結果、深川はプロ作家になりさらに多くの方々に自分の発信する言葉を読んで頂けるようになりました。
自分の言葉が誰かに届くということを、沢山の方から教わりました。背中を押して頂きました。
そういう見えない力が、深川の人間不信や自己肯定感に変化を与えました。
「役所の人に相談しよう」
そう思い直す事ができました。
役所で大まかな概要を説明しました。
事件性の立証が難しいことから、閲覧制限を諦めていたことも正直に話しました。
すると役所の方は真摯に話を聞いて下さった後に、やはり「警察に相談を」とのことでした。
その足で警察署に向かい、聞かれるままに事情を説明すると、警察官の方は同情には十分値すること、しかし警察が虐待の事実を証明することは出来ないと説明されました。
不思議と落胆はありませんでした。
※正直、役場と警察署に平常心で来れた時点で、もうこの問題は問題じゃなくなっているのです。
※この理論の説明は長くなるのでまたいずれ(*´ω`*)
警察官の方から言わた内容をもう一度役所に伝えに行きました。
するとしばらく待たされた後に、役所の方が上司の方と一緒にやって来ました。
「閲覧制限を認定出来る」とのことでした。
深謝して、言われるままに書類を書きました。
書き終わると役所の方が「今日からもう住所を閲覧されることはありません」と言ってくれました。
ここに至るまで、先ほど書いたように深川は平常心でした。
警察署でも普通に談笑したりしていた深川だったのですが、この言葉を聞いた瞬間に自分でも驚くほど嗚咽を漏らして泣きました。
恥もへったくれもなく、見ず知らずの方の面前で泣きました。
「ご苦労なさったんですね」
その言葉でさらに泣きました。やめてくれ笑
深川自身は長い長い時間をかけて、家の問題に関しては答えを出していました。
その結果、実家の問題で自分の大事にするものの、核の部分は損なわれないレベルには到達している自負もありました。
それでもやはり、深い部分で魂のメモリを相当消費していたようです。
泣いた自分がそんなことを教えてくれました。
無理させてごめんな。
頑張ってくれてありがとうな自分。
そんな感じです🥲
長くなりましたが、この度深川、新しく生まれ変わりました!
いつも深川の言葉よりも深い部分にある心に目を注ぎ、深川が荒れた時も、いつも辛抱強く支えてくれるおヨメ。
そして深川の書く言葉に耳を傾け、目を注ぎ、パワーを下さった皆様のおかげです。
精神的、物理的な足枷が無くなった今、これまで以上にパワフルな作品を書いていけるように精進いたします。
そして作品だけではなく、作品外の色々な活動にも精力的に取り組んでいく所存です!
皆様の応援が深川にパワーをくれたように、深川の作品や言動が、皆様の人生をより良い方向に後押しできるパワーになりますように……!
俺も頑張る!
応援してる!!!!!!!!!!!!!