自分の企画に参加して頂いた人には出来る限り文字を書いてレビューを残しています。
まず単純に自分の作品にレビューがついた時、どんな内容でも嬉しいからです。創作活動って標のない夜行です。先の見えない真っ暗な中を一人で歩いていかなければなりません。そんな時にあなたは正しいっていう声が聞けると安心できる。また誰かを勇気付ける体験は自分にとっても幸せなことです。
次に文学が好きだからです。スポーツの全国大会。競技によっては会場はガラガラです。100m走やラグビーでも決勝でなければ会場は埋まりません。でもそんなガラガラの会場に来ている人達が大切だと思うんです。
大方彼等は選手の家族や友人、スポーツ関連の仕事をしている関係者です。もしその人達さえいなかったらはどうなるでしょうか?会場が小さくなったり、そもそも決勝以外は無観客にして規模を縮小したりするでしょう。良い環境を保つのは良い観客があってこそです。だから私はすべての「ものを書く人」の関係者であり、良い家族や友人であろうと思っています。それが私の居場所を守る手段だからです。
小難しく書いてきましたが私にとって時間をかけてきちんと書くレビューは「花を添える」ものだと思っています。相手にとっても自分にとっても心地良く、また一輪でも花が添えてあるものには誰でも手にとりたくなる。その小さな行動の積み重ねが文学を楽しくするのだと思います。
で最後に一番大切なことを伝えます。ここまで読んで頂いて賛同するけど「でも私なんかがレビューなんて…」と思っているそこのあなた。私の作品はただの一言だけでも、穿った解釈でも、どんな罵詈雑言でもレビュー受け付け中です。もし不安ならレビュー入門としてどうぞご利用ください。みなさまのレビューお待ちしております。